PHP研究所
2015年08月06日
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2013年05月09日
なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか
人間の出会いが生み出す「最高のアート」
（2015.11.16読了）
ここのところ日課（!?）となってしまった「田坂本」の読了。
この本でも「田坂節」満載。
これまで読んだ本の集大成のような内容だった。
やはりこの方も人との出会い、縁、邂逅を大切にしているのだ。
同感だ。
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（2015.11.16読了）
ここのところ日課（!?）となってしまった「田坂本」の読了。
この本でも「田坂節」満載。
これまで読んだ本の集大成のような内容だった。
やはりこの方も人との出会い、縁、邂逅を大切にしているのだ。
同感だ。
2012年02月03日
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2011年01月07日
成長し続けるための77の言葉
（2012.4.21読了）
成長に向けての77の言葉が「階梯」のように綴られた本だ。
田坂「節」の集大成と言うべき本かもしれない。
印象に残った箇所を記す。
「働く」とは「傍」（はた）を「楽」にすること
どれほど高度な専門的知識を身につけても、それだけでは「傍」（はた）を「楽」にできないことに気がつきます。そして、そのことに気がついたとき、職業人としての成長が始まるのです。
優れたプロフェッショナルは常に「個性的」である
⇒師匠の技術や心得を真似していると、まもなく一つの壁に突き当たります。「様にならない」このことを感じた瞬間、自分の個性においては、全く別の技術を使わなければならないことに気がつくのです。
成功の経験においては「機会損失」を、深く見つめよ
⇒単に「結果が良かった」だけで満足し、表面的な成功に慢心するのではなく、「もっと良い結果を生み出すことはできなかったか」と、常に考える姿勢。それが真のプロフェッショナルの心構えにほかなりません。
職業人としての「腕」を磨いていくと
自然に人間としての「心」を磨くことになる
⇒職業人としての「腕」を磨いていくと、必ず、自然に、そうしたスキルやテクニックだけでは突き破れない壁にぶつかる。そうした壁に突き当たるとき、我々はいつか、「心得」と呼ばれるものの大切さに気がつきます。
「エゴ」に処する最も賢明な方法は
ただ静かに「エゴ」を見つめること
⇒大成する人間は、悪いことができるのに、悪いことをしない人間である。
2010年09月24日
「超ネット社会」で絶対成功する脳と心のつくり方
（2012.2.23読了）
Dr.苫米地が「その検索はやめなさい」に続いて放つ「超ネット社会」に対する警告書だ。
ネット依存度が高まる一方の現代において、テクノロジーによる臨場感を高めたうえで情報の書き換え（洗脳）を行うことは容易であり、かつ「限界費用」の概念がないことから無限に情報は発信され続ける。
我々が脱洗脳と自由を勝ち取るためには、「情動を排して、自分のゴールを決める」ことがまず重要である。
「超ネット社会」との付き合い方としては、�＾貅‐霾鵑棒椶垢覘▲泪好瓮妊�アは見ない�Ｆ震松霾鵑脇匹泙覆きじ〆�エンジンに頼らない、の４つを徹底することである。
う〜ん、TwitterやiPhoneに染まっていない自分は、まだ「洗脳前」かな？
2010年01月11日
人に甘く見られない38のルール
 人に甘く見られない38のルール [ 門昌央 ] |
（2016.7.6読了）
個人的にはもうワンランク上の内容を期待していたのだが、概ね常識的な内容。
緻密にまとめてはくれているのだけど・・・。
身も蓋もない言い方をすれば、「甘く見られたくない」と望む時点で既に負け。
心を平常かつ冷静に保っていれば、その術はおのずと身につくものだし、そんな人物が甘く見られることも少ないと思う。
やはり、付け焼刃でないノウハウは自ら培うしかないのか。
2009年07月31日
ジャンボ機長の状況判断術
失敗しない決断と行動
ジャンボ機長の状況判断術
たった一つのミスが大惨事につながるのは何もパイロットの世界だけではなく、ビジネスの世界でも相通ずることだ。
折しもビジネス界は「冬の時代」。
「勝つ」ために打った手が破滅を招くこともある。
この本では、「状況判断」「決断」「行動」の各局面において必要なこと、そして「負けない」秘訣を教えてくれている。
ただ、それは突飛なことではなく、ごくささいな当たり前のことであり、要はそれを軽視するかしないかなのだということがわかった。続きを読む
ジャンボ機長の状況判断術たった一つのミスが大惨事につながるのは何もパイロットの世界だけではなく、ビジネスの世界でも相通ずることだ。
折しもビジネス界は「冬の時代」。
「勝つ」ために打った手が破滅を招くこともある。
この本では、「状況判断」「決断」「行動」の各局面において必要なこと、そして「負けない」秘訣を教えてくれている。
ただ、それは突飛なことではなく、ごくささいな当たり前のことであり、要はそれを軽視するかしないかなのだということがわかった。続きを読む
2009年07月01日
凡人が一流になるルール
凡人が一流になるルールエジソン・カーネギー・渋沢栄一・豊田佐吉・小林一三、そしてフォードの６名の伝記から学ぶ成功法則の本だ。
いつもながら齊藤孝さんの読書量には舌を巻く。
これから実践したいルールのは下記。
・偉人に私淑する（エジソン）
・自分の頭で思いついたことだけをメモする（エジソン）
・代理のチャンスを活かす（カーネギー）
・怒りを義憤に変える（渋沢栄一）
・方向性を決めたら「腰だめ」で行動に移す（渋沢栄一）
・憧れの矢となって飛び続ける（豊田佐吉）
・人に必要とされていることを確認してからアクションを起こす（小林一三）
・変化すること自体を習慣化する（フォード）
2009年03月30日
だましの手口
知らないと損する心の法則
（2011.11.12読了）
巧妙な詐欺の手口とその対策を説いた本だ。
豊富な紹介事例にも感心したが、何よりも「目から鱗」だったのは手品の話。
詐欺は不注意な人、馬鹿な人だけが騙される（自分なら騙されない）？
↓
手品のトリックは種明かしされて初めて、意外と単純な理屈に気付かされるのですが、それはあなたが不注意だから、馬鹿だから見破られなかったのでしょうか？同業者でもない限り、巧みなマジシャンの手さばきや仕掛けに、私たちはいとも簡単に騙されるのです。
詐欺との遭遇は、「まさか」じゃなくて「♪来る、きっと来る」なんだね（コワっ！）。
（2011.11.12読了）
巧妙な詐欺の手口とその対策を説いた本だ。
豊富な紹介事例にも感心したが、何よりも「目から鱗」だったのは手品の話。
詐欺は不注意な人、馬鹿な人だけが騙される（自分なら騙されない）？
↓
手品のトリックは種明かしされて初めて、意外と単純な理屈に気付かされるのですが、それはあなたが不注意だから、馬鹿だから見破られなかったのでしょうか？同業者でもない限り、巧みなマジシャンの手さばきや仕掛けに、私たちはいとも簡単に騙されるのです。
詐欺との遭遇は、「まさか」じゃなくて「♪来る、きっと来る」なんだね（コワっ！）。
2009年01月30日
１分で大切なことを伝える技術
1分で大切なことを伝える技術「アウトプット力」の重要性を説いた本だ。
著作「声に出して読みたい日本語」で名を上げた著者だけあって、ストーリーの要約⇒再構成⇒アウトプットに至るフレームワークは素晴らしい。
けど、後半は何だか別の話になっちゃったかな？
2008年11月11日
仕事を加速させる「紙とペン」だけ仕事術
あなたの「手」が、スピードと成果を生む
仕事を加速させる「紙とペン」だけ仕事術
「紙とペン」に特化した仕事術を学べると思い手にしたが、アナログのメリットを説くだけの上っ面な内容･･･。
読み終わるのに30分とかからなかったのも、薄っぺらい内容ゆえだろう（涙）。
仕事を加速させる「紙とペン」だけ仕事術「紙とペン」に特化した仕事術を学べると思い手にしたが、アナログのメリットを説くだけの上っ面な内容･･･。
読み終わるのに30分とかからなかったのも、薄っぺらい内容ゆえだろう（涙）。
2008年10月03日
質問会議
チーム脳にスイッチを入れる！
（2010.7.5読了）
「質問会議」というのは著者の造語で、正確には「アクションラーニング」と呼ばれる手法のことらしい。
自問自答＜自問他答（通常の会議）＜他問自答（思考の枠の拡大）＜他問他答（チーム脳の芽生え）
･･･これが質問会議の効用という訳だ。
この手法、トヨタ自動車、ＮＥＣ、富士ゼロックスなどで続々導入されているということだが、「お作法」が多いのにはいささか閉口。
まあ今回は入門編ということで、機会があればまた勉強してみよう。
（2010.7.5読了）
「質問会議」というのは著者の造語で、正確には「アクションラーニング」と呼ばれる手法のことらしい。
自問自答＜自問他答（通常の会議）＜他問自答（思考の枠の拡大）＜他問他答（チーム脳の芽生え）
･･･これが質問会議の効用という訳だ。
この手法、トヨタ自動車、ＮＥＣ、富士ゼロックスなどで続々導入されているということだが、「お作法」が多いのにはいささか閉口。
まあ今回は入門編ということで、機会があればまた勉強してみよう。
2008年09月17日
アサーティブ仕事術
気持ちが伝わる！意見が通る！
アサーティブ仕事術
初めて読んだ「アサーティブ」の本だ。
アサーティブとは、「相手のありのまま（権利）を侵害せずに、誠実・率直・対等な立場で、自分の気持や意見をわかりやすく伝えること」であり、より良い人間関係を築くうえで有用なスキルと言える。
「I'm OK & You're OK（自他肯定）」「境界線を引く」「ＤＥＳＣ法」など、様々な興味深い考え方がある中、最も印象に残ったのは、「Youメッセージ」と「Ｉメッセージ」に関してだった。
アサーティブに関する本は、いずれまた読むことになるだろう。
アサーティブ仕事術初めて読んだ「アサーティブ」の本だ。
アサーティブとは、「相手のありのまま（権利）を侵害せずに、誠実・率直・対等な立場で、自分の気持や意見をわかりやすく伝えること」であり、より良い人間関係を築くうえで有用なスキルと言える。
「I'm OK & You're OK（自他肯定）」「境界線を引く」「ＤＥＳＣ法」など、様々な興味深い考え方がある中、最も印象に残ったのは、「Youメッセージ」と「Ｉメッセージ」に関してだった。
≪Youメッセージ≫
「君のデータは間違ってるよ！」
↓
≪Ｉメッセージ≫
「次回からはデータの根拠となる資料も一緒にくれるかな？そうしてくれると、その場でデータを確認できるだろ？」
アサーティブに関する本は、いずれまた読むことになるだろう。
2008年09月02日
サンクコスト時間術
限られた時間で最高の成果を上げるための
サンクコスト時間術
「サンクコスト発想」（過去の失敗やミスにこだわらず、未来に目を向けてアクションを起こすことをゴールとした発想）をもとに、残り少ない時間を有効に使うための手順「Ｓ（状況判断）−Ｔｉ（残り時間）Ｂ（最善の答え）Ａ（アクション）」が紹介されている。
後半は脱線してライフハック本もどきの内容。
目新しさはないが娯楽性はあり、サラッと読み流した。
サンクコスト時間術「サンクコスト発想」（過去の失敗やミスにこだわらず、未来に目を向けてアクションを起こすことをゴールとした発想）をもとに、残り少ない時間を有効に使うための手順「Ｓ（状況判断）−Ｔｉ（残り時間）Ｂ（最善の答え）Ａ（アクション）」が紹介されている。
後半は脱線してライフハック本もどきの内容。
目新しさはないが娯楽性はあり、サラッと読み流した。
2008年08月22日
東大生が選んだ勉強法
「私だけのやり方」を教えます
東大生が選んだ勉強法
受験勉強の本なのだが、ビジネス書の説くノウハウも見え隠れする。
学生の頃の勉強のスタイルが完全に「質より量」（ガリ勉タイプ!?）だっただけに、もっと効率的にこなせていたら、また違った青春を送れたのかな？と思ったりもする。
「恋愛勉強法」というのが紹介されていたが、これには笑った。
女性は目標を達成したら彼氏と別れるドライさを持っているが、男性は府抜けて勉強どころではなくなるので向かないそうだ。
そういえば自分にもあるなぁ、苦くて切ない経験が･･･。
東大生が選んだ勉強法受験勉強の本なのだが、ビジネス書の説くノウハウも見え隠れする。
学生の頃の勉強のスタイルが完全に「質より量」（ガリ勉タイプ!?）だっただけに、もっと効率的にこなせていたら、また違った青春を送れたのかな？と思ったりもする。
「恋愛勉強法」というのが紹介されていたが、これには笑った。
女性は目標を達成したら彼氏と別れるドライさを持っているが、男性は府抜けて勉強どころではなくなるので向かないそうだ。
そういえば自分にもあるなぁ、苦くて切ない経験が･･･。
2008年08月18日
フォーカス・リーディング
１冊10分のスピードで、10倍の成果を出す「いいとこどり」読書術
フォーカス・リーディング
「速読術」の本も相当読んだつもりだが、この本は著者自らが言うように「体育会」系で、「ＴＰＯ」を踏まえた読書、「心技体」を極めた読書を勧めている。
奇しくも同日発売の「成功本はムチャを言う！？」と同様、多読（→量はそう簡単には質に転化しない）やオススメ本（→読後感が良い割に収穫は少ない）には否定的で、「アウトプットも手段にすぎない」「切り出された言葉には賞味期限がある」など、このブログのコンセプトからすれば耳の痛い話もあった。
ただ、速読術が「体育会」系であることにはうなづけるのだが、人から習うものではないなと一通り読んでみてあらためてそう感じた。
フォーカス・リーディング「速読術」の本も相当読んだつもりだが、この本は著者自らが言うように「体育会」系で、「ＴＰＯ」を踏まえた読書、「心技体」を極めた読書を勧めている。
奇しくも同日発売の「成功本はムチャを言う！？」と同様、多読（→量はそう簡単には質に転化しない）やオススメ本（→読後感が良い割に収穫は少ない）には否定的で、「アウトプットも手段にすぎない」「切り出された言葉には賞味期限がある」など、このブログのコンセプトからすれば耳の痛い話もあった。
ただ、速読術が「体育会」系であることにはうなづけるのだが、人から習うものではないなと一通り読んでみてあらためてそう感じた。
2008年07月17日
仕事の報酬とは何か
人間成長をめざして
（2012.4.14読了）
「なぜマネジメントが壁に突き当たるのか」が秀逸だったので、田坂広志さんの著作を読み始めている。
経営の神様・松下幸之助さんの本を彷彿させる装丁だが、内容は平易なのに重みがあり、決して二番煎じなどではない。
個人的に感銘を受けたのは「能力」を得る方法についてだった。
「能力」の要諦、その基本は「呼吸」「着眼」「心得」の３つ。
これらは通常、師匠からの「直伝」でしか得られないが、誰かを「私淑」すること、そういった「謙虚な心」「求める心」を持ち続けることで、不思議な「縁」とともにやがて「邂逅」できることを、この本は教えてくれている。
（2012.4.14読了）
「なぜマネジメントが壁に突き当たるのか」が秀逸だったので、田坂広志さんの著作を読み始めている。
経営の神様・松下幸之助さんの本を彷彿させる装丁だが、内容は平易なのに重みがあり、決して二番煎じなどではない。
個人的に感銘を受けたのは「能力」を得る方法についてだった。
「能力」の要諦、その基本は「呼吸」「着眼」「心得」の３つ。
これらは通常、師匠からの「直伝」でしか得られないが、誰かを「私淑」すること、そういった「謙虚な心」「求める心」を持ち続けることで、不思議な「縁」とともにやがて「邂逅」できることを、この本は教えてくれている。
2008年06月18日
図で考えれば文章がうまくなる
図で考えれば文章がうまくなる「図解文章法」という新しい文章の書き方を提案した本だ。
従来の「文章読本」は、「文体」や「書き方」のことばかりで、「内容」については十分に取り上げて来なかった
･･･という反省のもとに書かれた本のようだが、自分の「修行」が足りないせいなのか、「目から鱗」には程遠い感想しか持てなかった。
自分には、「図解文章法」が「図解の達人」と呼ばれる著者だからこそできる方法に思えて仕方がないのだ。
自分自身、図を描いてから文章を書くことはあるのだが、そこまで図解にこだわってしまうと、（いくら良い文章が書ける方法だとしても）文章を書く前に嫌になってしまうだろう。
逆に言えば、これまでの「文章読本」が「内容」についてあえて取り上げて来なかった理由もそこにあると思うのだが、屁理屈が過ぎるだろうか？
2008年05月07日
【超】効率HACKS！
「超」効率hacks！性懲りもなくこんな本を買ってしまった。
ほとんどがこれまで読んできた本（「TIME HACKS!」「IDEA HACKS!」「STUDY HACKS!」など）の内容の焼き直しなのだが、こんな視覚に訴える本は･･･欲しくなるんだよな。
売上に貢献するから、更に役立つ情報をプリーズ。
2007年12月18日
脳を活かす勉強法
脳を活かす勉強法ＮＨＫ番組「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」のキャスターとして有名な脳科学者・茂木健一郎による科学的な勉強法の本だ。
「鶴の恩返し勉強法」（ないふり構わず）「瞬間集中法」「一回性」（人生の転機）「偶有性」（セキュアとチャレンジング）など目新しい言葉が並ぶが、要は脳を喜ばせつつ鍛える方法（強化学習）を勧めている。
自らを振り返り「アチャー！」と思ったのは、下記の部分を読んだときだ。
英文を見ながら写しては意味がありません。一度英文を見たら、そこから目を離して、写すのです。これを何度も何度も繰り返します。
だから覚えられなかったのね。
2007年11月09日
「図で考える」ことができる人、できない人
仕事と人生を変える思考技術トレーニング66題
「図で考える」ことができる人、できない人
最近「図解」に関する本を読み漁っている。
サブタイトルからして図解のトレーニング本かと思って購入したが、期待は完全に（悪い方へと）裏切られた。
前半は「図解のすすめ」的な内容の連続で正直どうしようかと思ったが、後半からは技術的な話も登場したので少しホッとした。
印象に残った部分は下記。
それにしても、「図解」の本だというのに大半が冗長な文章で占められており、「２行タイトルを読めばもう十分」といった感じ。
この本の内容自体を図解できなかったものかとつくづく思ってしまう。
「図で考える」ことができる人、できない人最近「図解」に関する本を読み漁っている。
サブタイトルからして図解のトレーニング本かと思って購入したが、期待は完全に（悪い方へと）裏切られた。
前半は「図解のすすめ」的な内容の連続で正直どうしようかと思ったが、後半からは技術的な話も登場したので少しホッとした。
印象に残った部分は下記。
◆「マル」と「矢印」を使いこなそう
◆図の中に「同じ言葉」が出てくるのはおかしい
◆「借図」と「創図」が図解の上達法である
◆図解は「知の遠近法」である
◆「時間軸」や「順番」を図に取り入れよう
それにしても、「図解」の本だというのに大半が冗長な文章で占められており、「２行タイトルを読めばもう十分」といった感じ。
この本の内容自体を図解できなかったものかとつくづく思ってしまう。
2007年09月25日
３時間で「専門家」になる私の方法
ＩＴジャーナリストの超情報収集・整理術
3時間で「専門家」になる私の方法
インターネットの時代となり、情報の収集と整理に血道をあげる時代は終わった。
巧みにネット検索（新聞記事検索・サイト検索・ブログ検索・タグ検索など）を行うことで、クオリア（皮膚感覚）とセレンディピティ（偶然力）の恩恵を得ようというのがこの本の狙いだ。
宝の山は目の前にある。
しかし、それに気付かないのが常なんだよね〜。
3時間で「専門家」になる私の方法インターネットの時代となり、情報の収集と整理に血道をあげる時代は終わった。
巧みにネット検索（新聞記事検索・サイト検索・ブログ検索・タグ検索など）を行うことで、クオリア（皮膚感覚）とセレンディピティ（偶然力）の恩恵を得ようというのがこの本の狙いだ。
宝の山は目の前にある。
しかし、それに気付かないのが常なんだよね〜。
2007年07月18日
2007年05月02日
2007年04月09日
プロ講師になる方法
講演は自分を活かす新しい舞台だ！
（2010.6.4読了）
「我ながら」の話になるが、周りにいる病院薬剤師の中では講演の数をこなしている方だと思う。
外来患者さん相手の糖尿病教室も開院以来隔週に開催しており、ある程度「つかみ」もわかってきたつもりだ。
よって、この本の内容はとても優れてはいるとは思うのだが、既に実践していることばかりだった････（ということは私もプロ講師になれる！？）。
肝に銘じておきたい教訓を書き留めておこう。
・講演で皆が得たいのはスキルでなくマインドである。
・受講生を感心させる講師は失格だと言わざるを得ない。なぜなら、人間は感心してしまうと、自分とは遠い存在に感じて行動に結びつかないから。しかし、感動を共有すると、自分にもできそうだととらえることができるため、行動に結びつく。
（2010.6.4読了）
「我ながら」の話になるが、周りにいる病院薬剤師の中では講演の数をこなしている方だと思う。
外来患者さん相手の糖尿病教室も開院以来隔週に開催しており、ある程度「つかみ」もわかってきたつもりだ。
よって、この本の内容はとても優れてはいるとは思うのだが、既に実践していることばかりだった････（ということは私もプロ講師になれる！？）。
肝に銘じておきたい教訓を書き留めておこう。
・講演で皆が得たいのはスキルでなくマインドである。
・受講生を感心させる講師は失格だと言わざるを得ない。なぜなら、人間は感心してしまうと、自分とは遠い存在に感じて行動に結びつかないから。しかし、感動を共有すると、自分にもできそうだととらえることができるため、行動に結びつく。
2007年01月25日
心の操縦術
真実のリーダーとマインドオペレーション
心の操縦術
驚異的なスピードで本を出版している苫米地氏だが、これまでの本をわかりやすくまとめた感じで目新しさはなかった。
しいて言えば、ゲシュタルト能力のこと、ホリエモンとのこと、そしてホメオスタシスの同調のところが一番の収穫かな？
重要なのは、相手に好意を抱かせるための特別な言葉や仕草は何もいらないということです。
相手の感じている臨場感世界を支配するだけで相手に好意を抱かれるのです。
そのためには相手が見ているに違いないものを言葉にし、相手が感じているに違いないものを言葉にし、相手が聞いているに違いないものを言葉にするだけでいいのです。
心の操縦術驚異的なスピードで本を出版している苫米地氏だが、これまでの本をわかりやすくまとめた感じで目新しさはなかった。
しいて言えば、ゲシュタルト能力のこと、ホリエモンとのこと、そしてホメオスタシスの同調のところが一番の収穫かな？
重要なのは、相手に好意を抱かせるための特別な言葉や仕草は何もいらないということです。
相手の感じている臨場感世界を支配するだけで相手に好意を抱かれるのです。
そのためには相手が見ているに違いないものを言葉にし、相手が感じているに違いないものを言葉にし、相手が聞いているに違いないものを言葉にするだけでいいのです。
2006年12月22日
論理的な考え方が身につく本
問題解決力がアップする35の思考スキル
論理的な考え方が身につく本
コンビニで見かけて「即断即決」で買った本だが、読んでみると「戦略的な人の超速・仕事術」の基礎部分を図解しただけであり新たな収穫は少なかった。
ただ、ミッシー（MECE）・マトリックス分析・水平思考・仮説思考など、勝間さんの提唱するフレームワーク力の理解を深めることはできた。
また、SWOT分析の使い方（下記）についても学ぶことができた。
論理的な考え方が身につく本コンビニで見かけて「即断即決」で買った本だが、読んでみると「戦略的な人の超速・仕事術」の基礎部分を図解しただけであり新たな収穫は少なかった。
ただ、ミッシー（MECE）・マトリックス分析・水平思考・仮説思考など、勝間さんの提唱するフレームワーク力の理解を深めることはできた。
また、SWOT分析の使い方（下記）についても学ぶことができた。
【ＳＷＯＴ分析の使い方】
�。咫紛�み）からＳ（強み）へ
⇒読みを更に活かして、新しい機会をつかむ。
�■咫紛�み）からＯ（機会）へ
⇒強みを機会にぶつけて、新しい活路を見出す。
��Ｓ（強み）からＴ（脅威）へ
⇒強みを脅威にぶつけて、機会に転化する。
�ぃ廖兵紊漾砲�らＳ（強み）へ
⇒弱みを克服して、強みに転化する。
�ィ廖兵紊漾砲�らＷ（弱み）へ
⇒弱みを放棄して、強みの強化に資源配分する。
2006年05月31日
ラクして成果が上がる理系的仕事術
ラクして成果が上がる理系的仕事術（2010.5.31読了）
アウトプットを導くための16の「理系的」方法論を紹介した本だ。
期待とは裏腹に、その内容は抽象的でいわゆる「心得集」といった感じ。
収穫だったのは「クリエイティブ」に関する下記の記述。
≪クリエイティブな発想術≫
�‥按貪�に考え抜くこと
�◆嵶漫廚發�ろそかにしないこと
�Ｂ里鮖箸い覆�ら考えること
�づ�たり前のことを当たり前でないと考えること
時としてオリジナルな発想はあまり受け入れられない。それに対して、上質のクリエイティブな発想は、非常に多くの人に支持される。
2004年07月20日
ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法
ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法購入後間もなく見当たらなくなり、それから１年以上経って子ども部屋から出てきたという、「足の生えた」本だ。
いやしくも「速読野郎」を標榜しているが、所詮年百冊が精一杯で、「ひと月で百冊読む」福田和也さんや、「10冊同時に読め！」と言う成毛眞さんや、「年3000冊読破する」中島孝志さんたちには遠く及ばない。
しかし、それなりに読書術を追求してきたこともあって、「第�吃瑤匹ζ匹爐�」に新たな発見はなく、逆に「第�局瑤匹�書くか」が収穫は多かった。
その中で最も印象に残ったのは、正岡子規と小林秀雄の話だった。
正岡子規は、「理想」（イマジネーション）は自由奔放のようでいて、実は凡庸から抜けきれない狭い世界であり、「写生」（リアリズム）は単純のようでいて、実は写しきれない複雑で多彩な世界である、と説いている（まさに「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」ですな）。
小林秀雄の文章は「省略」や「飛躍」が多く、それゆえ読みにくく分かりづらいのだが、それゆえ読者は想像力と思考力をフルに働かせて、飛ばされた部分を補って理解しようと努力する、そんな計算し尽くされた文章なのだということがわかった。
