大分

2010年11月26日

学会旅行の思い出(大分編;2日め)

寝不足だが、頑張って早起きした。

やっぱり別府に来たらこれでしょ?

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夢の温泉めぐり

朝風呂で温泉めぐり。長年の夢が実現した。

まずは宿の温泉「二條泉」。

二條泉

海が見える展望風呂で、小さいながらも露天風呂もあって快適だった。

お湯は、手触りはなめらかだが、ヌルつかずベトつかず、むしろサラッとしていて自分としては好みの泉質だった(他も同様)。



お次は別府駅近くのここ。

駅前高等温泉 駅前高等温泉

並湯(100円)と高等湯(300円)の2種類から後者を選択。

タオルとロッカーの鍵の入った洗面器を渡され、脱衣所に入るとその狭さにびっくり。

浴室は脱衣所から階段を降りたところにあり、洗い場は2つしかなく、4~5人も入れば満杯という感じ。

浴槽もあつ湯とぬる湯の2種類があり、こちらは前者を選択。

何せ狭いのでお湯につかる以外することがなく、段々とのぼせてきたので先客の2名よりもお先に退出と相なった。



最後は宿の近くのここ。

竹瓦温泉 竹瓦温泉

ここは別府八湯の一つにも数えられる、由緒正しい市営の共同温泉だ。

さっきの駅前高等温泉に比べてもずっと広い(砂湯もあるらしい)。

ここも脱衣所から浴室へは階段を降りる。

かなり古びてはいるが、しばしゆったりとした時間を過ごすことができた。

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マクロライドの様々な作用と臨床応用

1.「抗細菌作用」
岸 建志(大分大学医学部総合内科学第二)
2.「抗炎症作用」
山本 善裕(長崎大学医学部第二内科)
3.「抗ウイルス作用」
佐藤 圭創(九州保健福祉大学薬学部生化学第一講座/感染症治療学)
4.「抗腫瘍作用」
前田 光一(奈良県立医科大学感染症センター)

合同シンポジウムは、本学会のメインテーマの一つでもあるマクロライド系薬についてだ。

マクロライド系薬は、以前から抗菌作用以外にも様々な作用が認められており、既にくDPBをはじめとするCOPDの治療やピロリ菌の除菌などに応用されている。

このシンポジウムでは、マクロライド系薬の新たな臨床応用の可能性が報告された。

◆喀痰抑制薬としての可能性
(喀痰量の減少効果はAZM>CAM>EMの順)
嚢胞性線維症(CF)治療薬としての可能性
◆抗炎症薬としての可能性
(14員環系と15員環系の使い分け、例えばインフルエンザ菌ではAZM>CAM、肺炎球菌ではCAM>AZM、重症例では併用も選択肢となり得る)
◆抗インフルエンザ薬としての可能性
(インフルエンザ感染早期のIL-12/IFN-γ系活性化による感染成立抑制作用や酸性エンドゾームの形成障害によるウイルス複製抑制作用)
◆肺がん治療薬としての可能性
(悪液質の改善効果・免疫賦活効果・がん細胞の転移抑制効果など)

あと、16員環系の優位性をどこかで聞いた気がしたが・・・忘れてしまった。

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東北大学における検査部発信型の感染症コンサルテーション、感染制御および抗菌薬の使用状況

教育セミナー10は、賀来満夫先生のもとで行われている東北大学病院感染管理室の取り組みについて紹介された。

RCTQFTハイブリゼップ(抗菌薬の影響を受けずに原因菌を検出できるキット)など、最先端の検査法を知ったことが収穫だった。

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抗MRSA 薬の適応と上手な使い方 -症例から考える-

1.「グリコペプチド系のよい適応」
福岡 麻美(佐賀大学医学部附属病院感染制御部)   
2.「日本のローカルドラッグであるアルベカシン硫酸塩の臨床における位置づけを考える」
山岸 由佳(愛知医科大学大学院医学研究科感染制御学)
3.「MRSA感染症に対するリネゾリドの適切な使用基準」
中嶋 一彦(兵庫医科大学感染制御部)
4.「抗MRSA薬における治療薬物モニタリング」
佐藤 雄己(大分大学医学部附属病院薬剤部/感染制御部)

シンポジウム2のテーマは抗MRSA薬の使い分けについてだった。

≪VCM≫
・組織移行性の悪さと腎障害のリスク(トラフ値>20μg/mLは危険)のため、VCMの適応範囲は次第に限られてきた。
・髄液へは蛋白結合率の高いTEICよりもVCMの方が推奨される。
・MRSAかCNSかの判別がつかない場合には(TEICよりも)推奨される。
・低アルブミン血症の場合には(TEICよりも)推奨される。
・loading dose:25-30mg/kg×2回×2日間(3日目にTDM)
※緊急時にはLZDを選択することが多い。初日に4g投与することはない。
・採血のタイミング:3日目
※3日目の値で予測すると1、2割低く計算されてしまう(実際は予測値よりも高くなる)ため、4日目の採血が理想的だが、臨床上やむを得ない。

≪TEIC≫
・肺、心臓、筋・皮下組織、骨・関節組織へは良い適応となる。
・腎機能低下時には(VCMよりも)推奨される。
・アミノグリコシド系薬との併用時には(VCMよりも)推奨される。
・loading dose:意見が分かれた
※1200mg×2日間、400mg×2日間、1600mg-800mg-400mgなど
・採血のタイミング:3日目
※半減期が長いため、4日目の採血が理想的だが、臨床上やむを得ない。

≪ABK≫
・愛知医科大学における推奨基準:①MRSA血流感染症②他の抗MRSA薬無効例③多剤耐性グラム陰性桿菌(緑膿菌・アシネトバクターなど)感染症④MRSA皮膚・軟部組織感染症⑤MRSA尿路感染症⑥他の抗MRSA薬で有害事象の既往例
・Cmax/MIC≧12を目標値とすると、200mg/日ならばMIC≦1μg/mL、300mg/日ならばMIC≦2μg/mLをカバーできる。

≪LZD≫
・兵庫医科大学では、step down法(LZDによる初期治療⇒他の抗MRSA薬)とcenter player法(LZD以外⇒外科的処置⇒LZD)が試みられている。
・疾患的な適応:VAP、人工関節感染症。術後縦隔炎、菌血症など>
・病態的な適応:腎不全が進行しつつある時、敗血症性ショック時など
・細菌学的な適応:VCMのMICが2μg/mL以上の時など

☆★TDMについて★☆
・TDM後投与が1週間を超える場合には、予測値からズレる可能性があるため、再度血中濃度を確認することが望ましい。
・予測値と実測値が乖離する要因:①年齢(≦65歳)②CRP(>11~12)③悪性腫瘍患者で予測トラフ値>実測トラフ値

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日本の深在性真菌症感染対策

1.「日本における深在性真菌症の現状」
掛屋 弘(長崎大学病院第二内科)
2.「病院建物解体工事に伴う院内での感染対策について」
三浦 美穂(久留米大学病院感染制御部)
3.「カンジダ症に対する院内感染対策」
高倉 俊二(京都大学医学部附属病院感染制御部)
4.「抗真菌薬の適正使用」
高田 徹(福岡大学医学部腫瘍血液感染症内科)

ICD・ICP講習会は深在性真菌症感染対策に関して。

当院でも今後抗真菌薬の使用指針作成に着手する予定なので、前方の席で聴講した。

≪non-albicans Candida感染症≫
近年増加傾向。
・C.glabrata,C.krusei:FLCZ低感受性
・C.parapsilosis:カテーテル感染症
・C.tropicalis:病原性高い

≪Candida以外の真菌感染症≫
・Aspergillus属も耐性菌が増加傾向(環境中に耐性株が存在?)。
・ムーコル症も増加傾向(第3位)。血管侵襲性高い。診断・治療困難。
・trichosporon症は低頻度だが死亡率は90%近く。
・ニューモシスチス肺炎(PCP)は、AIDS患者以外でもステロイド・免疫抑制薬・分子標的薬使用患者は高リスク。院内感染も起こり得る。

≪カンジダ症に対する院内感染対策≫
①血液培養採取の促進
②CVの早期抜去
③広域抗菌薬長期投与の是正
④標準予防策
⑤カンジダ血流感染症に対する治療の適正化(CV抜去・眼底検査も)

≪抗真菌薬の適正使用≫
・血培陽性時(24時間以内)、抗菌薬不応熱持続時(96時間以上)に投与開始を考慮。
・喀痰・尿などから検出された場合(大半が定着)の投与は推奨されない(ただし高リスク患者は別)。
・抗真菌薬もDe-escalationが推奨される(例:MCFG→FLCZ)
・ムーコル症のリスク因子は副鼻腔炎・糖尿病・鉄キレート剤使用。
・FNに対する各抗真菌薬の効果は大差なし。
・治療方針として「診断」根拠ではCT検査が有用、「発熱」根拠では寛解導入治療において有用だったとの報告がある。
・アスペルギルス症のリスク因子は不明。予防投与は時期尚早か。
・好中球減少患者では殺菌性の薬剤(アスペルギルス-L-AMB・VRCZ,カンジダ-MCFG)を選択
・臨床効果はポリエン系ではCmax/MIC、アゾール系ではAUC/MICに相関。
・VRCZではTDMが推奨されているが、解析するにはまだデータ不足。
・治療期間の基準は、IDSAのガイドラインはあるもののいまだ不明確。
・中心静脈のソースコントロールが重要

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総括:背筋が寒くなる思い!?

通常勤務後に遠距離運転して参加という、かつてないハードなスケジュールだったが、骨休めもできたのでいい気分転換になった。

今回の収穫を簡単にまとめてみよう。

1.高橋先生と再会できたこと
講演に来ていただいただけで終わらず、顔見知りとしてパイプができた点は大きい。来年はぜひ兵庫医科大学に視察・研修にうかがいたいものだ。

2.PK-PDの更なる進化を感じたこと
着実に進化してきたPK-PDだが、いよいよ次のステップに進もうとしている。日頃より「Tissue-targeted PK-PDがこれからのテーマだ」と説かれている三鴨先生だが、今回の教育セミナーでは糖尿病患者で喀痰中の薬物濃度が低下する話、初期殺菌能の話、Cmin/MICの話などは今後の展開に期待感を抱かせた。

3.ソースコントロールの重要性を認識させられたこと
三鴨先生やICD・ICP講習会で高田先生もおっしゃっていたが、ソースコントロールがなされていなければ抗菌化学療法はその意味を失う。従来は医師の領域だが、チーム医療を行う以上、今後は薬剤師も踏み込んでいかねばならならぬ領域と言えるだろう。


ところで、図書の展示コーナーで下記のような本を見つけた。

・「マップでわかる抗菌薬ポケットブック」(南江堂)
・「臨床感染症ブックレット(1巻)」(文光堂)
・「臨床感染症ブックレット(2巻)」」(文光堂)

1冊目はグラム染色に関する本、あとの2冊は大曲先生が編集に関わっている臨床に関する本だが、2~3頁眺めただけで大きな衝撃を受けた。

というのは、それらの本には自分のまだ知らない(知識は当然として)視点が幾つも紹介されていたからだ。

感染症治療の何と奥の深いことか!

抗菌化学療法認定薬剤師1年目の今年だけでも講演を5回こなし、他施設の薬剤師からも抗菌薬について相談を受けることも増えてきた訳だが、とんでもない!まだ何もわかってやしないのだ。

何せあの高橋先生ですら、「うちは最先端じゃありません」と言うくらいだから・・・。

遥かな道のりに、何やら背筋が寒くなってきた(単なる「湯冷め」だという説もある)。

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さらば豊の国よ

会場を出ると、外は既に夕暮れ。

木枯らしが吹き荒み、家路を急ぐ人の姿に冬到来を感じさせる。

帰りのフェリーではM浦くんと再会。

今回の収穫をしばし語り合った。

このフェリーは初めて利用したが、予想以上に便利だったので(途中の高速道路も無料♪)、今後は開催地が九州でも(諦めずに)参加できそうだ。

様々な思いを胸に、豊の国・大分を後にした(紀行文終わり)。

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2010年11月25日

学会旅行の思い出(大分編;1日め)

第58回日本化学療法学会西日本支部総会
会期:11月25日(木)~26日(金)
会場:大分全日空ホテル オアシスタワー
テーマ:「西洋医学発祥の地で自由に語ろう日本の化学療法学」

東日本(支部総会)には参加できなかったので、今年も西日本に参加する。

通常業務の後、眠る間もなく深夜1時に出発。

自家用車(途中フェリーを利用)で開催地・大分へと向かう。

前回に続き、今回もかな~りの強行軍だ。

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記録更新!!

オアシスタワー

会場である大分全日空ホテル オアシスタワーへは11時半に到着。

なかなかどうして、大分も結構な都会だなぁ。

受付を済ませ、教育セミナーの会場に着くやいなや「だま先生!」の声。

見ると、先月抗菌薬実践セミナーでパートナーをしてくれたN野くん、以前よりこのブログを見てくれているM浦先生、それに抗菌薬実践セミナーの際に本学会での再会をお約束した県立A芸病院のN澤先生たちだった。

本県から4名も薬剤師が参加するのは、おそらくこれが初めて。

高橋先生の講演が刺激となり、遅ればせながら本県も一歩前進した。

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PK-PD -これまでに解決したこと、これから解決すべきこと-

教育セミナー2は「名古屋の攻めだるま」(named by 竹末先生)・三鴨先生の登場だ。

内容はカルバペネム系薬の高用量化が中心だったが、いつもながらの「三倍速」で非常に多くの知見が紹介された。

新たな収穫をまとめてみた。

・感染症においてソース(感染源)コントロール(ドレナージ・デブリードマンなど)が最重要であり、PK-PDは二番手・三番手のストラテジーに過ぎないということを認識しておかねばならない。

・カルバペネム系薬の高用量化は、低感受性菌のtarget therapyを行ううえで歓迎できる(逆にempiric therapyには安易に用いるべきではない)。

・糖尿病患者は、薬物血中濃度は非糖尿病患者とほぼ同じだったのに対し、喀痰中の濃度は有意に低かったとの報告があり、今後高用量化を検討する必要があるかもしれない。

・一般的に肥満患者でことさら高用量を検討する必要はない。

・耐性化誘導に関しては、MSW理論(キノロン系薬)以外に最近Cmin/MIC<6という指標も提唱されている。

初期殺菌能のことも考えれば、単に点滴時間を延長するのではなく、以前森田邦彦先生の講演で聴いたような「二段階点滴法」が有効なのだろうな。

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抗菌化学療法認定薬剤師テキスト4

薬剤師が知っておきたい感染症と抗菌化学療法

抗菌化学療法認定薬剤師テキスト

今年10月に発行された「抗菌化学療法認定薬剤師テキスト」を購入した。

薬剤師向けに書かれた抗菌化学療法の本はこれまで皆無に近かったし、ましてや今回は学会のお墨付きということで、試験対策はもちろんスタンダードを学習するうえで最適なテキストと言えるだろう。

ただ、「発売記念・半額セール」を期待したのに、定価(3,000円)だったのがちょっと残念(3冊余分に買って帰ったが見事完売した)。

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別府温泉 ホテルニューツルタ3


荷物と車を置きにいったん宿へ移動(懇親会で飲みたいしね)。

今回、会場からは少し遠いが、折角の機会なので別府に宿を取った。

ここホテルニューツルタは、別府市街のど真ん中にあって交通の便が良く、なにしろ激安(素泊まり・ツインで4000円)なので選んだ。

建物はだいぶ老朽化しているが、展望風呂もあるし駐車場も無料だったし、まずまず満足できた。

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小児呼吸器感染症の治療戦略                                                     -耐性菌の現状と体内動態を考慮した抗菌薬の選択-

チェックイン後、会場にとんぼ返りして教育セミナー4に参加した。

内容はA群溶連菌(GAS)・肺炎球菌・インフルエンザ菌の薬剤耐性化の現状とその治療法についてだった。

要点をまとめておこう。

≪A群溶連菌≫
・βラクタム系薬に対する耐性菌はいまだ出現していない。
・マクロライド耐性菌は増加しており、ことにerm(A)・erm(B)遺伝子を有する株は高度耐性となる。
・治療は従来PCGの10日間投与がスタンダードだったが、除菌失敗例が多数報告されるようになった。
・その理由としては、口腔内に存在するM.catarrhalisなどが産生するβラクタマーゼによる分解、口腔内常在菌叢の撹乱、ノンコンプライアンス、細胞内侵入型の存在などが考えられている。
・PCGに替わる治療薬としては、AMPCやニューセフェム剤(フロモックス・メイアクト・トミロン・セフゾン)の5日間投与が推奨されている。
・再燃か再感染かの判別は、間隔8週間が目安となる。

≪肺炎球菌≫
・プレベナー(小児用7価肺炎球菌ワクチン)はカバーできない株もあるので過信してはならない。
・PR(I)SPの治療薬としては、βラクタム系薬ではメイアクト・フロモックス・セフゾン・トミロンおよびカルバペネム系薬くらいしかない。
・マクロライド系薬は耐性化傾向(溶連菌と同様erm・mef遺伝子が関与)。キノロン系薬は有効。

≪インフルエンザ菌≫
・BLNARに対しては、βラクタム系薬ではメイアクト・フロモックス・トミロンが使用可能。
・マクロライド系薬は耐性化傾向。キノロン系薬は有効。

このほか、ピボキシル基を有する薬剤の長期投与による低カルニチン血症(低血糖を惹起)の症例が紹介された。

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高橋先生との再会、輝く竹末先生

1日目の日程はこれで終了。少しだけ会員懇親会に参加することにした。

しかしN野くんたちの姿が見えない。観光に行ったのかな?

今回は日本感染症学会との合同ではないので、プログラムも会場の規模も昨年の名古屋とは比較にならないが、それでも500名超の参加者があったそうだ。

門田会長・河野支部長の挨拶の後、大分大学羽野学長の音頭で乾杯となり、大分大学医学部附属病院の医局員で構成されたバンド「純(順?)ちゃんバンドwithマクロライズ」による演奏が始まった。

マクロライズ


伽(とぎ)もいないため早々に退散しようと思っていたら、隣のテーブルに高橋先生の姿が!(長崎の時とほぼ同じ席だった)

こちらに気付いてくれたので、嬉々としてご挨拶にうかがった。

先月のお礼と参加者の反響、それと本県からこれまでで最多の4名の薬剤師が参加していることなどを報告した(先月撮影した写真もお渡しした)。

高橋先生からは、ブログ記事やお土産の感想を笑顔で話してくださった。

「どうしても困った時には(名刺のアドレスに)メールしますんで、力を貸してくださいね」というお願いにも快諾してくださった高橋先生。

先月に続いていただいた名刺が更に重みを増した気がした。


会場の中央ではボスである竹末先生の姿。

いつにも増して輝いて見えるのは気のせいではあるまい。

幕張の時にも「日本最高峰の」という表現をされていたが、この領域では今やなくてはならない存在だ。

そして、その先生を輝かせて(頭を、ではない)いるのは他ならぬ高橋先生なのだと確信した。

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伝統の温泉街・別府

JRで別府に戻り、宿の周辺を散策することにした。



・・・にしても別府駅のアナウンスって面白いね。

別府へは家族でも二度ほど訪れたことはあるが、子ども連れのため宿から出ることは少なく、せいぜい「うみたまご」に出かけたくらいだった。

別府の街は有名な温泉地だけあって、とても多くの店が建ち並んでいた。

さすがに古びてはいたが、どこぞの商店街のように「歯抜け(貸店舗)」だらけの状態ではなく、かろうじて威厳を保っているようだった。

別府タワー 別府市街



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別府で沖縄料理!?

事前にチェックしていた店はここ。

海爺と山爺 海爺と山爺のお婆んち

入ってみると沖縄料理の店らしく、「やっちまったか!?」と思ったが、大分の郷土料理も扱っているらしくひと安心(そらそうよ、とり天で調べた店なんやから)。

注文した料理は「らふてー(沖縄)」「りゅうきゅう(大分)」「とり天(大分)」、お酒は「オリオン生ビール」「瑞泉(泡盛)」「ハブ酒(!?)」。

まず「らふてー(豚の角煮)」は、豚肉がこの上なく軟らかく甘く香ばしく、これだけでもこの店に来てよかったと思わせる一品だった。

「りゅうきゅう」は、本県ではハス芋のことで酢の物にするのが普通だが、大分では刺身の「づけ」のことで、海の男のまかない料理が起源らしい。

これをご飯に乗せて食べると何杯でもいけるらしいが、納得。

メニューに書いてある「疲れてませんか?」のコメントに、ついつい頼んでしまったのがハブ酒(一杯1200円也!)。

トグロを巻いたハブの入った容器が目の前にドッカと置かれ、透明な杯(さかずき)に注がれたハブ酒はハーブ(ダジャレかい!)で味付けされていて、ストレートで飲んでも生臭みは全く感じなかった。

オリオンビールも瑞泉も素晴らしく美味しかった。

「とり天」のオーダさえ忘れられてなかったら最高だったのに、残念。


ちなみに、ここに入れなかったら行こうと思っていた店がここ。

グリルみつば グリルみつば

とり天とステーキ、そして超無愛想な「レジババ」で名高いこの店。

怖いもの見たさもあったけど、またの機会に・・・。

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病院薬剤師としては希少なブロガー・YouTuberです。「病院薬剤師って素晴らしい!」を主宰しています。私の商品は「もうひとつのフォーミュラリー」(kindle出版しました!)こと、#クラウド型医薬品集 です。その有用性とメンテナンス代行業(#フォミュ起業)に関する情報を発信しています。😀
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